おおき日記

○×日記です。

ホームページ| 最新月全表示
2011年 2月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新の絵日記
直接移動: 2024年 3月  2月  1月  2023年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2022年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  4月  3月  2月  1月  2021年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2020年 12月  10月  9月  8月  6月  5月  4月  3月  1月  2019年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2018年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2017年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  4月  3月  2月  1月  2016年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2015年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2014年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2013年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2012年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2011年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2010年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2009年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2008年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2007年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2006年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2005年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月  2月  1月  2004年 12月  11月  10月  9月  8月  7月  6月  5月  4月  3月 
2011/02/28 (月)  母の死
 1月の始めに肺炎で入院した母が、今朝、他界しました。一昨日、個室に移ったのですが、これも病院サイドの配慮かも知れません。と言うのも痛みに対する痛み止めの投薬、尿の減少、手足のむくみなどの症状からもう先がないと判断されたのでしょう。
 幸い、一昨日には、母の個室に姉弟が集まり、久しぶり母を囲んで、笑談をしたばかりでした。まだ意識もあり、辛い中でも笑っていたことを思い出します。
 今朝も7時前に、車を飛ばし、病院に行ったのですが、痛み止めで、寝ていたので、言葉をかけ、そのまま、病院を後にしたのですが、帰宅の車中で、病院からの”心臓が弱っている”との電話があり、すぐさま、引っ返しましたが、着いたときはもう息がありませんでした。痛みから解放されたことや母のもう頑張りたくないと言うことから悲しいと言うより”ほっと”したと言うのが本音かも知れません。
 私は以前から魂の存在を信じていますから、抜け殻の母の遺体より、母の魂が居そうな天井に向かって話しかけました。
 死後の世界はどう?父さんや妹はそこに居るの?すぐに自分もそちらに行くことなど、普通の人が見たらきっと頭がおかしくなったと思うでしょう。
 父が亡くなった時のショックでしたが、やはり異性の母が亡くなると傷心の日々が続きそうです。
 母の死は、自分が逝くときのシュミレーションとして勉強になりました。母は事前に遺影、葬儀場、葬式のやり方(香典は受け取らないなど)などを決めており、余りにも手際の良さにびっくりします。
 生まれてくれば、必ず死がやって来ます。先週も、九歯大の先生(20代)が亡くなられました。聞くところでは自殺だと言うことです。黙っていても死んでいくのに、何があったかわかりませんが、どうして自分で命を絶たなければいけないのでしょう。89歳の母の死と重なり、感慨深い思いです。 
 話は長くなりますが、母の入院で、医師はまだまだ人間という生き物を知らないといけないと思いました。確かに人間は長生きするようになりましたが、入院している患者さん(特に高齢者)の介護やリハビリ、治療は、教科書に書いてあることは重要ですが、やはり相手は、血の通った人間なんだと理解することです。歯科医師もまったく同じですね。私も残された人生、患者さんのために、もうすこし頑張って生きていきます。

Copyright © 2004 DigitalNetWorks Corporation. All rights reserved.