おおき日記
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2024/06/30 (日)
三つ子の魂百まで!
部屋の棚の隅から、35年前に買った本が出てきました。
その題名は”子どもと遊び”という単行本です。
私は最近、矯正の相談に来院した子どもたちには、歯並びを良くする方法を教えるだけでなく、それも大事ですが、子ども同士でもっとしっかり遊ぶことを指導しています。私が思うに、この子どもの頃の遊びは、机上での勉強より、将来、大人になってから大変役に立つ重要な勉強です。
子どもの頃のこの遊びは、一人遊び、単純な子ども同士の組遊び、さらに複雑な組遊びなどがあります。これらの遊びの快感は、幼少の脳の深い部位にしっかりと刻まれ、大人になった時に難しい仕事を受けた時に、如何にこの問題を解決しようかと遊び心が呼び起こされ、楽しんで困難を解決していきます。楽しいことは、さらに上手く乗り越える能力を増していき、最後はその道の達人となっていきます。
しかし子どもの頃に遊びをやって来なかった子は、大きくなって自分に降りかかる事象は全てまともに受けることになり、解決策も思い浮かばず、ストレスを溜め、自暴自棄になって今の状況から逃げていくことになります。極端な話ですが。
”子どもと遊び”の冒頭に、遊びは紛れもなく主体的な活動で、これは他者からの命令や既存の規則や損得といった経済価値を超えたところに生じ、全く自由な活動である。
自由で主体的な活動であるから、それは創造的であり、既成の観念や方法を超えていき、創造活動をしている人は生き生きしている。この”生”の活動こそが人間の本性そのもので、遊びは本来もっとも人間的な活動であることが理解できる。とある。
”三つ子の魂、百まで”とあるように、子どもの頃の子どもの行動は尊重するべきですね。
すぐに大人が手を出して、失敗しないようにしますが、何事も多くの経験を自由にさせるべきなんでしょうね。
私も小さい頃は友達と山で畑で川でいろいろなことをやって遊んでいました。映画の”スタンバイミー”のような。今、思えば死にかけたことは3度くらいありましたが。楽しい経験でした。
2024/06/02 (日)
虚しい人生!
最近、矯正歯科について記載しませんでしたので、今日は少し苦言を申します。
先日、知った事ですが、大学でのカリキュラムに体育が組み込まれていないそうです。歯科大に体育なんて必要なんですか?と問われるかもしてませんが、厳しい大学受験を乗り越えてきた学生さんです。身体を動かす事を忘れています。入学後、体育系のクラブ活動に参加している学生はなんとか運動の機会はあるでしょうが、どこにも所属していない学生はそのまま6年間運動すること無しに歯科医師となっていきます。さらに歯科医師の仕事は椅子に座っているため、身体は少しずつ歪み、筋力も衰えていきます。
歯科大学に入学した最初の2年間だけは強制的に体育を行うことは重要なことだと思います。嫌でも様々なスポーツを経験し、その中で少しでも興味が出れば最高だと思います。
さらに専門課程に入った時点で、今までは歯形彫刻というものを行います。これは分解された立体写真を観ることで、実際に学生は四角柱の石膏を彫刻刀で、様々な歯を削り出す実習です。この実習は歯科医師として患者さんの歯を触るのですから、立体的な形を頭の中にしっかり焼き付ける必要があります。これは机上の勉強ではなく、実際に手を使った実習ですから、明らかに起用、不器用が出てきます。それで初めは慣れませんので、削り出した歯の形は芋のような形になるため、私たちは芋彫りと言っていました。
その実習が7年ほど前から、担当の教授が定年で退官されたことで無くなっていたのです。なんと言うことでしょう。国家試験を合格した学生さんに大臼歯の上から観た絵を描かせたら、全く歯の形になっていなかったそうです。
皆さん、そんな歯科医師に自分の歯の治療を診てもらいたいですか?
やっている時は無駄のようなことでも、続けることで体や頭に沁み込んでいくのです。
それが職人というものです。職人と言えば、宮大工や刀鍛冶など身体で覚えたことをさらに磨いていく人達です。歯科医師も良い職人でありたいですね。
今は国家試験に合格するための大学と化しています。つまり資格だけを持った歯科医師です。人間味のない、お金のためだけに働く歯科医師が増えて来ました。
そんな人生、虚しいだけです!
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