おおき日記
○×日記です。
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2025/02/11 (火)
楽しい矯正治療とは
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今まで多くの患者さんの歯並びを診てきました。と同時に多くの人間を観てきました。
一般に歯並びを良くして良く噛めるようにするためには、人間としてのその患者さん観ることが重要であることはあまり認識されていません。
実はその人間を知ることは矯正治療を楽しく成功させる要素の50%以上を占めています。
矯正治療を通して小さな子供達から70代の方達まで幅広く接する機会を得ることができました。そこで分かったことは、一言で言えば、”三つ子の魂百まで”ということです。 確かに歳を取ることで様々な経験を重ね、性格も変わって行きますが、最終的には小さい頃の育ちが人生を左右するように感じます。
私は矯正治療を行う際には、黙って診療するのではなく、患者さんとの何でもない日常の話から、今悩んでいることや嬉しかったこと、悲しかったこと、感動したことなどを聞くようにしています。その中で患者さんとの良好なコミュニケーションを得ることができ、私の医院に来ることが楽しくなってほしいと思っています。当然なことですが、私自身も患者さんとお会いすることが楽しくなります。
結局、お互いに楽しい矯正治療ができるのです。
私は矯正治療をこちらからお勧めすることは基本的にはありません。と言うのも、歯並びが悪くても死ぬようなことではないからです。もし病気であれば、辛い矯正治療ですが仕方なしに私の方から治療を勧めるでしょう。
今、流行りのマウスピース矯正のように、治療が容易で短期間で治るという、甘い言葉に乗せられて治療を始めるようなことはしないことです。
素人の患者さんに勉強不足の先生が行う危ない治療です。しっかり勉強、経験を積まれている先生は恐らく、この治療は勧めることはないでしょう。
勧める場合は営業のためだと言っても過言ではありません。
私は歯に直接、装置を付ける治療法ですので、私の責任で治療を行います。
矯正治療に伴う負担をしっかり理解して、すっかり納得した上で治療を開始する場合はトラブルも少なくなり、楽しく上手く治療は進んでいくものです。
矯正治療を強く勧めてくる医院は、やはり少し疑ってかかった方が良いのではないでしょうか。それから心の通わないマニュアル的な説明にも注意ですね。患者さん自身もそれは良く先生を観察すれば感じ取ことができると思います。
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