2016/06/27 (月)
マウスピース矯正!
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最近、“マウスピース矯正“、”インビザライン“の広告をよく見かけます。これは歯一本一本にブラケット(装置)をつけるのではなく、透明なプレートを患者さん自身で、24時間の食事以外の時間、装着することで歯を動かそうとする治療です。
歯並びを気にしている患者さんは、ほとんどが歯並びが乱れていることを気にされています。当然、矯正治療はその歯並びは治さないといけませんが、矯正治療の大きな役割は、治療後、良く噛めるようにすることだと思います。
このマウスピース矯正では、確かに、歯に直接、装置を付けませんので、見た目は良いかもしれませんが、ここで大きな問題は、患者さん自身の歯並びを治そうとする強い意志があるかないかです。透明で目立たないプレートですが、装着時間が短いと決して歯は動くことはありませんので、長時間装着するというのが必須条件です。これを逆手に、“歯並びが治らなかった時は、あなた(患者さん自身)が使わなかったから治らなかったのですよ“と言えるのです。これは真の医療ではないと思います。
ホワイトニング(歯を白くすること)を、国家資格を持たない術者が一切、手を出さないで、指示通りに、患者さん自身にすべて任せて歯を白くする行為と同じです。
それをすべて知って、治療を始めるのは、これはもう患者さん自身の責任ですので、仕方ないのですが、経営のために容易に手を付ける歯科医師の方にも問題がありそうです。
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2016/06/05 (日)
前歯の欠けたおじさん
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普通、通勤で利用するバス停で、バスを待っている時間に、その場に居合わせた方と話をすることは、あまりありません。同じ時間のバスを利用する場合、皆さん、顔はよくしているのですが。
つい先日、バス停の横を流れている板櫃川を覗きながらバス停まで歩いていると、私の後を同じように川を覗きながら歩いてくるおじさんがいました。
そのおじさんが私に親しげに、”川には大きな魚が居ますね”なんて話しかけてきました。そのおじさんの前歯が無く左下の前歯が一本だけある方で、何となく微笑んでしまいました。
そのおじさんはどうも魚釣りが好きなようで、先日の週末に釣りに行った話を楽しそうに話してくれます。バスを待つ時間が長く感じていた毎日でしたが、そのおじさんと釣りや動物の話をしているとバスを待つ時間の短いこと!!
毎日、そのおじさんとお話をするのを楽しみしている今日この頃です。 |
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