2007/09/21 (金)
臨床教授!!
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医歯科系の大学の臨床教授には、大きな役割に”臨床””教育””研究”という3つがあります。
この度、ある歯科大学の矯正歯科の教授に対して、理事長からその3本柱の”臨床”を取り上げられました。残りの教育と研究に頑張って下さいと言うことになりました。
ある意味、臨床教授としては息の根を止められたことと一緒で、大きな屈辱でもあります。普通は病気になるかも知れません。しかしその教授は、そんなことを気にすることもなく、全く以前と変わらない生活をしているそうです。やはり、このくらいの根性がないと教授職は務まらないのでしょうね。頭が下がります。 |
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2007/09/11 (火)
歯を抜かないで!
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昨日、ある矯正相談の患者さんがお見えになりました。色々と矯正歯科の医院を訪ね歩いて、自分の意見にあった先生を探しておられました。つまり子供の歯を抜かないで治療してくれるところです。全国には、広告に”当院は歯を抜かないで矯正治療を行います”と堂々と書いてある医院があります。私から言わせれば、これは商品の販売において、お客さんの確保のため、”3〜5割引しますよ”と宣伝文句を掲げていることと同じ事です。
その医院を訪れるどんな患者さんも最初から歯を抜かないという治療方針が決まっていること自体がおかしいのです。
矯正臨床において自分はプロフェッショナルと自覚している先生は、ただ歯を並べるだけの治療ではなく、治療後の安定も考慮した、それぞれの患者さんに適した治療目標(あくまでも主治医が考える目標ですが)を提示するべきでしょう。それがプロだと思います。
また、ある訪れた医院では、資料を採ってみないとはっきりしたことは言えないので、レントゲンや模型を取りましょうといわれて、言われるがままに資料を採ったそうで、さらに詳しい診断をするならば、さらに別の資料を採って、はっきりさせましょうと言われ、これも追加されたそうです。最終的に初診時に合計8〜9万円程度を払われたそうです。その結果は歯を抜いた方が良いでしょうと言うことと、レントゲンの所見から顎の関節の形が悪いので、このまま放っておくと突然、口が開かなくなるかも知れませんと言うことでした。結局、たくさんお金を払って、患者さんには不安だけを与えて、終わったようです。
確かにレントゲンを撮らないと判らない事も多いのですが、そこはプロであれば、患者さんの口の中や、頭の形や顎の形、筋肉のの付き方、待合室での患者さんの態度、口の周りの習癖などからある程度の、診断は出るものです。
すぐに、資料採り(お金がかかる)しないと判らないと言われたらちょっと注意してくださいね。 |
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2007/09/04 (火)
つるべ落とし!
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暑い夏も終焉を迎え、夕方の日の落ちる早さは”つるべ落とし”と言われるくらい早くなってきました。寂しいですね。毎年、同じようなことを書いているような気がしますが。
この後、もうすこし書く予定でしたが、用事が出来ましたのでで、明日! |
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