おおき日記

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2004/11/30 (火)  千利休 守破離
昨日、テレビ番組で千利休の残した言葉に守破離ということばを紹介していました。これは”規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても もとを忘るるな”を略したもので、昔から、茶道としての道を教え伝えるためにこのような言葉を残したものだと思います。どの時代も先駆者が作り出した概念は往々にしてねじ曲げられて伝えられていくものです。そこでこれを防ぐ意味で、あくまでも基本は重要であり、この基本を破ったり、離れたりしても、基本を振り返ることは重要であるということです。
 基本をまずじっくりとたたき込むことは、今では無駄なことだと思われがちですし、子供達もすぐ上手くなろうとしたり、成績を上げようとしますが、回り道や、無駄(実は無駄ではない)なことが人生にとっては大事なことのように思えます。

2004/11/22 (月)  矯正歯科医・認定医
 先日、日本矯正歯科学会大会が福岡市で開催されました。現在、存在する矯正に関する学会では最大で、会員数、約6000人になっています。それに伴う会員から徴収する年会費は相当なもので、以前は9000円でありましたが、2〜3年前会員には予告もなく、理事達(大学教授が主ですが)は会費を4000円の追加し、13000円としました。一般社会の感覚では考えられないと思います。単純計算で年間13、000円X6、000人=78、000、000円ですよ。確かに学会の形態は親睦団体ですので、会計自体はいい加減なものです。あくまでも噂ですが、自分のお金のごとく、全く、身内感覚で、誰も厳しい監査を行わないため、自由に使っていたそうです。不健全な会計も甚だしいと思います。
 この学会が現在、矯正歯科医の認定医を輩出しています。国民に安心して矯正治療を受けてもらうために若い歯科医師を教育、指導し、認定しているのです。志は大変、結構なのですが、中身がなかなか伴わないのが現状です。と言うのも、その認定医の審査を受ける資格を作るのは各大学の歯科矯正学講座の役割なのですが、全ての大学がそうではないのですが、その中身はと言うと認定医を取得するための抜け穴はたくさんあるのです。
 ある有名な矯正家(あえて、ここでは精神的にも技術的にも熟練した本当の矯正臨床を行う歯科医とします)が提案しているのですが、どこどこ大学認定医として世の中に輩出するべきではと。その意味は、もしある矯正歯科医が問題を起こしたとき、責任をだれが取るのかということです。確かに問題を起こした本人が責任を取ることは当たり前なのですが、さらに、その矯正歯科医に認定医を与えた学会、さらには認定を受けさせた大学まで責任をとる必要があるのではないかと言うことなのです。
 今の世の中、政治の世界も、責任をとる体制が確立していないため、すべてやりたい放題になっているように感じます。
 今年から、矯正単科開業医の集まって、法人格をもった日本矯正歯科協会(JIO)という団体を結成しました。これはあくまでも国民に対して質の良い矯正治療を提供しようと志すもので、この組織とは別に認定機構(JBO)をつくり、全ての面でレベルの高いこの組織独自の矯正認定医を輩出しようとしています。認定医を審査する方は、矯正臨床家3名、他の1名は歯科医師会の先生、他の1名は歯科とは関係のない第三者です。第一回は12月3日に行われ、まず11名の矯正歯科医が受けられます。そのうち何人認定されるかが見物です。
 医師も歯科医師も同じですが、現状に満足してしまったら、もうおしまいです。常に自分を客観的に見て、研鑽を積むことが必要で、それが出来なくなったら、患者さんを診る資格はなくなると思います。謙虚にそして自分に素直にならなければ、いけないと思います。話が取り留めなくなりました。今日はここまでにします。

2004/11/16 (火)  法事!
 先日、私の叔母と叔父の13回忌と7回忌を一緒に行いました。その時、お寺のお坊さんのお話がありました。浄土真宗ではナムアミダブツ(南無阿弥陀仏)と唱えます。皆さん、このナムアミダブツはインド語だと言うことを知っていましたか?しかもこの南無阿弥陀仏という漢字は中国の当て字だそうです。ナムとはインド語のナマステのナマと同じ意味で「南無」はnamo (sanskrit)の音写語で「わたくしは帰依します」と意味し、アは英語のUnと同じ意味で、Unlucky,Untouchable,Unhappyなど無いという否定の意味です。ミダとは英語のメーターの意味ではかりとか量という意味だそうです。最後、ブツは光とか命などの意味だそうです。それでナムアミダブツとは”帰依無量の光、命”ということで、計り知れない命(光)が帰ると言うことだそうです。現世には光と陰がありますが、仏には陰はなく、光に満ちているそうです。つまり死んだ人を悲しむのでなく、今、生きている人が精一杯生きるために唱えることばだそうです。だから、大きな声でナムアミダブツと唱えると良いそうです。ちなみに浄土真宗を信仰する方はですが。もっといい話を聞きました。三菱自動車の現社長さんはドイツ(ダイムラー)から来られているそうです。三菱トラックのタイヤが外れて、女の子が亡くなりましたよね。そのお墓にその社長さんがお参りに行かれたとき、お墓の前で十字をきって涙を流されたそうです。これは彼が自分の父親の死のために流した涙と同じだったそうです。しかし、元外務大臣の田中真紀子さんが渡米し、アメリカの戦没者の墓を訪れた時のことです。彼女は礼儀的に花輪を添えました。そのことがアメリカでは不評だったそうです。というのも彼女が父、田中角栄の墓を訪れた時、数珠をもって訪れて合掌していたそうで、その映像はアメリカにも流れていました。その事を知っている大衆は彼女の虚(真実ではない、心から出はない)を見たそうです。小泉首相も同じで、鹿児島県の戦時中の特攻基地であった知覧を訪れたとき、涙を流して手を合わせていたそうです。彼が靖国神社参拝の時に、同じように涙を流していたら、世界はきっと今とは違った反応をしていただろうと言うことでした。やはり彼も首相になったことで虚になってしまったのだろう。
 長くなりましたが、もう一つ、誰かが亡くなって、お葬式に行かれたとき、もし神式であった場合、あなたが仏教を信仰しているならば、榊を捧げず、数珠をもって手を合わすことは恥ずかしいことではない、キリスト教徒であれば、十字を切って手を合わすことをお勧めします。自分の身内が亡くなった時に示す態度こそ、亡くなった方への自分の真の心であると覚えていて下さい。

2004/11/08 (月)  文化祭!
 先日の日曜日、子供の中学校の文化祭に参加してみました。親の方が熱心で、活気あるものです。私の時代の文化祭を思い出そうとしても、思い出すことが出来ません。まったく記憶にないのです。痴呆が出掛けているのではないと思います。
 矯正をやっていても感じていたことですが、同年代の男の子に比べ、女の子の成熟度は比較にならないほど高いのです。私の女の子達を見る目が女を見る目になるほどです。一方、男の子ときたら、体も小さい子も多いのですが、まだ幼稚さが残っているようで、大変かわいいものでした。そのなかですこし気になったことがありました。また女の子の話ですが、地面に座り込んだり、低い塀を股越したり、平気でやっています。スカートですよ!私たちならドキッとするのですが、奴らは平気です。それはそのはず、スカートの下は体操服?なのです。見えたのです〜〜。しかも言葉遣い、行動は男と変わらないのです。これは男は男らしく、女は女らしくという考え方を否定する最近の風潮に乗っているのかもしれません。でも、おかしいですよね。スカートの下には見えても差し支えない体操服を履くことで行動が大胆になっているのです。嘆かわしい〜〜。
 話は急に変わります。その文化祭の中で中三の3クラスの劇がありました。各学年、独創的で大変、興味深いものでした。AクラスはAIDSについて、Bクラスは今、受験を控え、今彼らが置かれた状況を風刺したもの、Cクラスは4人の子供達が気持ちの中で大人になっていくのを描いた映画の”Stand by me”を彼らなりに再構成したものでした。どれもユニークで感動しました。やはり受験という大きな流れに巻かれながらも、彼らなりに何かを考えて生活しているんだなあとつくづく自分が年を取ったことを感じました。あまり過去に戻りたいと思ったことのなかった私ですが、ちょっとセンチメンタルになった日曜日でした。

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